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閑居老人独語128

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08 /01 2020
 今日は久しぶりのテレワーク。埼玉新聞囲碁欄はプレーバック企画がつづく。埼玉囲碁史を振り返る棋譜には事欠かない。今日検討したのは平成5年の埼玉・群馬対抗戦の主将戦、藤沢嘉浩さんと石井成幸さんとの対戦。二人の棋風は正反対。その違いが棋譜からはkっきり受け取れる。
 昨日の春蘭杯2回戦は村川九段、余八段とも敗れ、日本勢は全滅。
 今日から始まったグロービス杯は田中康湧二段一人が1回戦を突破したが、2回戦で半目負け。こちらも日本勢全滅だ。

 8月に入り、ようやく梅雨が明けた。朝から太陽がまぶしい。
  マスクの暑さ追い打ちかけて来る夏日
 昨日の「天声人語」に紹介されていた句だ。マスクは歳時記では冬の季語だが、今春はもちろん梅雨の間も着けつづけた。真夏日がつづく今月も外出するにはマスクが手放せない。4月1日からアベノマスクをただ一人使い続けたあの人が今日はそれをやめたと話題になっていた。それとは別に川柳子は厳しい。
  国会は休業要請してないぜ―怒!(選者評)
  「責任者出てこい」の声懐かしや―上方漫才の名ゼリフ
  聞き飽きた緊張感持ち注視する―一つ覚え
 今日8月1日は歌人、美術史家、書家・会津八一の誕生日。明治14年生まれ。雅号は秋艸道人、渾斎、八朔等。『自註鹿鳴集』は学生時代の愛読書だった。奈良の旅にはいつも犬養孝の『万葉の旅』とこの本をリュックにしのばせていた。しばしば宿泊した「日吉館」(今はない)の看板も会津八一の書だった。
  おほらかに もろて の ゆび を ひらかせて おほき ほとけ は あまたらしたり
 東大寺の大仏を詠んだ歌だ。すべてひらがなで表記されている。その調べは「あまたらしたり」に見るごとく万葉調。高校の修学旅行でこの歌碑の拓本をとらされた話は前に書いた。そう、担任の書道教師は会津八一の大ファンだった。
 生地の新潟にある會津八一記念館は一昨年だったか再訪した。たしか八一と奈良との関わりをテーマにした特別展だった。早稲田大学會津八一記念博物館には江戸・東京散歩で漱石山房記念館を訪ねたときに足を運んだ。東洋美術関連の見どころも多い。蛇足だが、その後のリーガロイヤルホテルのランチは評判がよかったなあ。
 号の八朔はもちろん誕生日から。朔とは月と太陽の視黄経が等しくなること、またその時刻のこと。現代的定義での新月と同義である。詩人・萩原朔太郎も11月1日の生まれ。朔は陰暦では月の始まる日。1日を「ついたち」というのは月立ちが転じたもの。「つごもり」は月隠(こも)りから。
 また「朔」が北の方角を示すことばとして使われることもある。漱石の『草枕』に「朔北の曠野を染むる」というくだりがあるそうな。これは十二支の最初「子」が方角の北を示しているからである。
 久しぶりに『会津八一全集』を取り出してみたら、「山本元帥」と題した次のような歌もあった。
  うつせみの ちから を つくし わたつみ の そら の みなか に かむさり に けり
  おほそら の ほし に つづりて よろづよ に みな は つたへむ ヤマモトイソロク
 山本五十六は同じ新潟県出身でも、こちらは長岡だった。以前、長岡の山本五十六記念館を訪ね、帰途長岡駅ビルの書店で半藤一利さんの『山本五十六』を買った。とりとめのない話になってしまったが、旅の記憶はよく残る。
    
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