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閑居老人独語127

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07 /31 2020
 7月も今日で終わる。例年ならこの時期は小中高校生の全国大会の真っ盛り。日本棋院に7日間通い詰める年も多かった。それが一切ない。喪失感は否めない。それは当然ながら選手自らが最も感じていることだろう。彼らにとって、現在の学年は今年しかない。その喪失感は計り知れないだろう。
 囲碁クラブ南越谷の樋口さんからメールをいただいた。7月半ばまでは来客数がやや上向きだったが、東京の感染者200人超がつづいた中旬からはまた客が減ったという。「他の碁会所は如何でしょうか?」
 昨日は棋聖戦Cリーグで栗田アマが中野泰宏九段を破った。次の対戦相手は結城聡九段。
 春蘭杯は今日2回戦。村川九段、余八段とも相手は中韓の強豪だ。

 7月が終わる。梅雨はまだ明けない。朝は一時、激しい雨が降った。とりあえず朝の散歩は見送る。
 ゆっくり新聞を読む。まずは例によって今朝の川柳から。
  愛犬とソファでコーヒー飲んでます
 コロナの感染者が急加速しているのに、首相の姿は見えない。こんな皮肉な句を詠まれても仕方ない。
 東京新聞は一面に「首相に問わねばならないこと」と題した、直球勝負の論説を掲げていた。戦前の反骨の新聞記者・桐生悠々の「言わねばならないことを言うのは義務の履行」との言葉を引用しながら、首相に今「問わねばならないこと」を国民に問うことは、私たちメディアの義務であり責任だ、として三点の質問を突きつける。ただ意気込みの割には、誰でも問いたくなる内容で、特別なことでもないが、それを挙げてみる。
 (1)感染が再拡大しているにもかかわらず、緊急事態宣言をなぜ出さないのか。
 (2)GoToキャンペーンを前倒しで始めた判断は誤りではないのか。感染再拡大のリスクを過小評価しているのではないか。
 (3)PCR検査はなぜ増えないのか。政府に増やす意思がないのか、意思はあっても能力が追いつかないのか。
 国民に注意を呼びかけ、布マスクを配布するだけでは、無策との批判は免れまい。首相は…こうした問いかけに誠実に、そして自らの言葉で語るべきだ。国民への説明責任から逃げることなど許されない重大局面である。―こう結んでいる。
 東京都知事は「東京都災害対策本部長」のワッペンをつけたユニフォームをまとってしばしば記者会見を開いているではないか。
 今日も感染者の増加は止まらず、東京、愛知、兵庫、沖縄等で大幅な最多数を記録している。
 朝の雨はすっかりあがり、昼前から陽が射してきた。そのとたん蝉の声が聞えて来た。そういえば今までほとんど蝉の鳴き声を聞かなかったなあ。もう一つ気づいた。毎年庭の花水木や柿の葉を食い荒らすアメリカシロヒトリが出ないなあと。
 夕方、散歩に出る。田んぼの縁に小さな田螺が見える。それが動いた跡が曲がった道のようにへこんでいる。
  ニ三尺這ふて田螺の日暮けり
 斎藤茂吉の『赤光』には不思議な田螺の歌があったなあ。
  とほき世のかりようびんが(迦陵頻伽)のわたくし児田螺はぬるき水恋ひにけり
 そんな高貴の出自とはつゆ知らず。自分が子どものころには田螺もザリガニも食った記憶がある。
 帰り道、どくだみの花を見かけた。読売新聞の投句欄にはこんな句があった。
  どくだみのプラスプラスと咲きにけり
 どくだみは陰湿の地を好む梅雨期を象徴するような花だが、特異な臭気がある。花の形から十字花と呼ばれることもある。「ややマイナーな花をプラスプラスと言ったことは面白い」と評にあった。
  哀しみも幸せもなく花は咲き―仲畑流万能川柳

 
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オオボケnaoちゃん

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